【海外の反応】長友佑都と酒井宏樹が所属するマルセイユに激震。監督が記者会見で突然の辞任表明 → クラブ側は怒りの解任

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マルセイユに激震! ビラス=ボアス監督が辞任を表明(超WORLDサッカー!)

 マルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督が突如辞表を提出したようだ。フランス『レキップ』が報じている。

 情報によると、ビラス=ボアス監督は2日に行われた記者会見で辞任の意向を発表したとのこと。原因はクラブが自身の要求とは異なる選手を獲得したことにあるようだ。

 マルセイユは、移籍最終日の1日にセルティックから元U-21フランス代表MFオリヴィエ・エンチャム(24)を獲得していたが、エンチャムの獲得が原因のようだ。

「マルセイユの監督を辞任したい。理事会にはこれ以上何も求めない。違約金もいらない」

「今のところ、この申し出に対する返答は受け取っていない」

「彼(エンチャム)は私がノーと言った選手だ。我々のリストに載っていない選手だった」



「決して容認できない」長友&酒井所属のマルセイユ、辞任表明のヴィラス・ボアス監督を怒りの解任!(SOCCER DIGEST Web)

 日本代表DFの酒井宏樹と長友佑都が所属するリーグ・アンのマルセイユは、現地時間2月2日、アンドレ・ヴィラス・ボアス監督の解任を発表した。

 怒りを隠しきれない様子が、声明からも伝わってくる。

「オリンピック・ド・マルセイユはアンドレ・ヴィラス・ボアスの解任を発表する。この決定は、クラブとそこで日々働くスタッフに深刻なダメージを与える態度の繰り返しから、避けられない決定だった。

 本日行われた記者会見での発言は決して容認できない。今冬の移籍ウインドーでクラブに行なわれた物事は、すべて歓迎されているものだ。ヴィラス・ボアスに対しては、懲戒手続きを経て、制裁も検討される」






サッカーフォーラム、Twitterのコメント欄より

■(マルセイユファン)私たちはビラス・ボアスのことは好きなので、とても悲しい。


■ビラス・ボアスは優秀な監督なのに、彼が欲する物や選手を提供できなかったクラブ幹部に問題がある。


■明らかにクラブはビラス・ボアスへの敬意を欠いたと思う。
彼の意見を無視し、希望しない選手を連れてきたのだから。


■ビラス・ボアスは昨年の夏にもマルセイユから去りたがっていた。
でも、マルセイユは事実上ビラス・ボアスにチームに残るよう要請した。
なぜなら、マルセイユには代わりとなる有能な監督を新しく雇うお金がないから。
ビラス・ボアスはマルセイユのテクニカル・ディレクターとの良好な関係性もあったので、不本意ながらもマルセイユの監督として残ることに合意。
しかし、ビラス・ボアスはマルセイユ側から移籍について何も相談を受けていなかった。
ちなみにマルセイユはラドニッチの売却を事前にビラス・ボアスに伝えていなかった。
ビラス・ボアスが望む選手の補強はされず、代わりに必要としない選手をマルセイユはセルティックから(エンチャムを)獲得した。
しかも、その補強は長期的な計画による投資ではなく、ただの(今季終了までの)ローン移籍。
ヘルタ・ベルリン、マルセイユからセルビア代表FWラドニッチを買取OP付きのレンタルで獲得(超WORLDサッカー!)

酒井&長友所属のマルセイユがセルティックMFエンチャムをレンタルで獲得(超WORLDサッカー!)
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=390859

■(バイエルンファン)ようやくビラス・ボアスは望むもの(監督を辞めること)を手に入れた。


■(マンCファン)未来が暗いね、マルセイユ。


■(ドルトムントファン)(新監督に)ファブレ来るー?


■負のスパイラルに入ったクラブを見るのは悲しい。


■まるでこれは悪いコメディーのようだね。
「私は辞めます」
  ↓
上司が「お前は辞めることはできない。俺がお前をクビにする」


■つい先日はファンが練習場で暴動を起こしたばかりなのに。
ファン暴徒化のマルセイユ、クラブ襲撃直後の瞬間に海外震撼 「煙と火を吹きかけた」(Football ZONE web)

マルセイユの練習場襲撃、オーナーが米議会乱入との類似性指摘(AFP=時事)

マルセイユのファンが暴動を起こしている様子



■ビラス・ボアスは賢い。
もうすぐトッテナムの監督職は空くからね。


■少なくともビラス・ボアスはお金に困っていないのがわかる。

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■まぁ、でも獲得を希望していない選手として明言されたエンチャムはかわいそうだな。


■監督に伝えず裏で選手の獲得を進めたのは、監督に対して敬意を欠く。
サッカーを見てると、スポーツの側面よりもビジネスの側面が目立つよね。


■こんなことは見たことがない。
監督が怒って辞任を言う前にクラブがしっかりと対応すべきだったでしょ。


■自分自身の信念を曲げなかったビラス・ボアスは凄いよ。


■サッカーに詳しくない大金持ち(フランク・マコート氏)がオーナーになった時に、このようなことは起こりうる。
名門クラブがまた1つ…MLBドジャースの元オーナーが酒井所属のマルセイユを買収(ゲキサカ)

■マルセイユはTV放映権料を失って、お金が無い。
だから、モルガン・サンソンを売った。
ビラス・ボアスはモルガン・サンソンの売却に怒っていた。
クラブはその慰めとしてセルティックからエンチャムを獲得。
例えるなら、クラブがビラス・ボアス用の社用車を売って、バスの定期券を代わりに与えたようなもの。
マルセイユMFサンソンは23億円でアストン・ヴィラ移籍へ…指揮官「クラブが放出を決めた」(GOAL)

「サンソンはプレーするのに適切な心理状態ではなかった。それは、クラブが彼の放出を決めたからだ。今朝、モルガンにプレーできるか尋ねたが、残念ながら彼は“監督、正直言って僕にとって難しい状況だ”と言っていた。そして、メンバーから外せることを伝え、スカッドの中に入れなかった。その後、クラブはヴィラ行きを許可した」


■(イギリス)アメリカ人オーナーって自分が1番物事をわかっていると思っているからなぁ・・・。


■まぁ、マルセイユはマフィアみたいなクラブだからね。


海外の反応は以上です。


□ブログ主の感想
サッカーは本当に素晴らしいものですが、嫌な面がまさにこういう点です。ファンの暴徒化、監督とフロントの対立など。選手やほとんどのファンは置いてけぼり。もちろん、こういうドロドロした所が好きな方もいるとは思いますが笑。
これらの騒動が選手たちの心理面とプレーに悪影響が出ないといいのですが。酒井と長友のことは特に心配してしまいますよね。
マルセイユは今季久しぶりにチャンピオンズリーグに出場したものの、1勝しか出来ずグループ最下位。リーグ戦では2試合消化が少ないとはいえ、3連敗中の8位。1位と勝ち点が16点も差があります。
なのでファンも選手も監督もフロントもストレスが溜まっている状況、そして、今回の騒動。上手く解決してチームが再び軌道に乗ると良いのですが。。。果たしてどうなるでしょうか。

ちなみにフロントと監督の対立は最近PSGでもありました。レオナルドとトゥヘルの対立。
その時の記事です →【海外の反応】PSGがトゥヘル監督をクリスマスに解任へ。透けて見えるクラブ内事情


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