【海外の反応】中国サッカー、財政難で優勝クラブが活動停止。ACLではJリーグの名古屋グランパスと同グループ【江蘇】


中国サッカー、王者・江蘇が「運営停止」 財政問題浮き彫りに(AFP=時事)

 中国スーパーリーグ(1部)王者の江蘇FC(Jiangsu FC)が28日、「運営停止」を発表した。中国サッカー界で広がる財政問題が浮き彫りになっている。

 先日江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)から改名された江蘇FCは、イタリア・セリエAの強豪インテル(Inter Milan)も所有する、中国の小売り大手「蘇寧(Suning)」がオーナーを務めるクラブで、わずか3か月前に昨季の国内リーグを制したばかりだった。

 スーパーリーグでは、他に天津津門虎(Tianjin Tigers FC)も近日中に解散する可能性があるとされている。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が起こる前からすでに、中国サッカー界では全体的に財政難が始まっていた。

 28日付での「運営停止」を発表した江蘇FCは、「コントロールできない複数の要素が重なった」ことを理由に挙げ、「クラブの将来の成長に関心を持つグループを、引き続き広範囲で探している」と説明している。





中国激震!かつて“爆買い”で話題をさらった中国王者の江蘇が活動停止、ACLでは名古屋と同居(超WORLDサッカー!)
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=392491

【サッカー】運営停止の中国・江蘇 外国人助っ人が〝嘘つき〟と非難「金ももらっていない」(東スポweb)

 中国1部で昨季王者の江蘇FCが28日に突如として運営停止を発表。チームを支えた大物外国人助っ人たちが悲痛な叫びを上げた。

 中国・東方体育日報が1日、報じたところによると、今年6月までの契約だった元イタリア代表のFWエデル(34)は「オーナーはずっと嘘つきだ!」とオーナーの蘇寧グループ側を非難。「彼らはクラブのスタッフや選手に敬意を欠いている。金もくれないし、ほかのクラブでプレーする許可もくれない。我々は何か月もホテルにこもって蘇寧の名前を広めるためにプレーしたのにこのような扱いを受け、尊重されていない。くれると言った金ももらっていない」と続けた。昨年リーグ優勝を遂げた際、クラブがチームに高額な賞金を与えると発表していたが、何の動きもないという。
 
 また、元ブラジル代表MFアレックス・テシェーラ(31)も、クラブの人間を見つけ「嘘つき!」とブラジル語で叫んだという。
 


サッカーフォーラム、Twitter・Facebook等SNSのコメント欄より

■(インド)江蘇はアジアチャンピオンズリーグに出場するクラブなのに。
これは同じグループのクラブには迷惑がかかる。
AFCは中国に厳しいことを言えないだろうし、困ったものだ。


■(ACミランファン)ちょっと待って!
江蘇のオーナーはインテルと同じオーナーじゃないか!
インテルは現在セリエA1位・・・。
江蘇と同じく優勝してから数ヶ月後に活動停止にならないといいね(笑)


 ⇒(インテルファン)1週間前にダービーで「君たち」に勝利し、現在も首位でとても気分が良いのに、水を差すニュースだ。


■(リバプールファン)アレックス・テイシェイラのいたクラブか。
私たちのクラブが獲得を狙っていた選手だから、覚えているよ。


 ⇒(インテルファン)私たちのクラブにいたエデルやミランダもいる。
彼らの現状に同情してしまう。


  ⇒シーズン終了後に、インテルが同情されているかもよ(笑)


   ⇒(インテルファン)冗談でも止めてくれ。


  ⇒エデルやミランダはヨーロッパだともらえないくらいの年俸を中国で受け取っているんでしょ?
だとしたら、同情は出来ないな。


■(チェルシーファン)中国でたくさんお金をもらえるのは魅力的。
お金は大事だから。
私たちのクラブからアネルカやドログバが同じくらいの時期に中国へ行った。
でも、給料未払いがあったらしい(笑)。
お金のための移籍なのに、お金をもらえないという。


 ⇒(マンUファン)うちのチームからはフェライニが中国に移籍した。
上手くやっているのだろうか。
全く知らせを聞かない。


■(アーセナルファン)中国に移籍する選手が減りそう。
中国クラブは大金に代わる魅力を選手たちに示さないといけないね。


■(タイ)ACLでスター選手の在籍する中国クラブと対戦することは楽しみだったけどなぁ。
「絶対に勝ってやる!」
「スター選手に私たちのクラブの強さを見せつけたい!」というモチベーションにもなったんだよ。


■あまり知られていないけど、中国リーグはサラリーキャップ制を導入した。
外国人選手の年俸上限は300万ユーロ。
オスカルのような全盛期の選手を大金で獲得するのは無理になった。

中国サッカー協会が「バブル」に大ナタ サラリーキャップ制導入、チームから企業名排除(CNS)

 ⇒一時的にスター選手を連れて来ても、クラブが活動停止になってしまっては意味がない。
サラリーキャップ制の導入は中国の現状に見合った現実的な制度だろう。


■(レアル・マドリードファン)活動停止になったクラブはベイルを獲得しようとしていたクラブだね。


■中国のバブル崩壊か見えてきた・・・。


 ⇒いや、それはごく一部の会社だけ。
中国はあらゆる分野で優れている。
さらに次世代分野においても強みを発揮。
EVメーカーのNio、車載電池のCATL、原子力開発のCNNCなど。
しかし、国の指導者が成長のネックに。


 ⇒恒大集団は債務超過になっていると言われている。
もしかしたら、いずれ広州恒大も・・・。
中国で不動産融資規制 日本のバブル崩壊の端緒「総量規制」を連想(ニュースソクラ)

中国でトップ3に入る不動産大手「恒大集団」が、債務を減らすための資金繰りに、手持ち物件の一律3割引き販売に踏み切っている。


  ⇒広州はアリババも運営会社として参加しているから、大丈夫だと思うよ。


 ⇒中国はとても重要な市場。
多くの国が中国の巨大なマーケットから利益を得ている。
中国との取引が無くなれば、経済が破綻する国さえ出てくるだろうね。
つまり、中国が本格的にバブル崩壊になれば、その影響は中国のサッカークラブだけにとどまらない。


■(スペイン)活動停止の理由はオーナー会社が新型コロナの影響を受けて業績が落ちたため。
これは他人事ではないと思う。
近い将来、同じようなことがヨーロッパで起こるかもしれない。


 ⇒無観客での試合開催は利益が出ないからなぁ・・・。


 ⇒(アメリカ)新型コロナの影響と言えば、出生率の低下も問題。
人口が多い&新型コロナ発生源の中国は特に強い影響を受けている。

中国人口崩落ー出生数が対前年比で32%の激減、その衝撃と今後(現代ビジネス)

■欧州で活躍した(している)スター選手を引き抜くには多額の移籍金と年俸が必要。
しかし、獲得したスター選手が必ずしも中国で適応できるとは限らない。
単純にチームを強くしたいだけなら、中国に適応できる年俸の安い選手を獲得するのが効率的。
それでも、欧州で活躍した(している)スター選手の獲得にこだわったのは、クラブのステータスを高めたいからだろう。
でも、結果的に活動停止になってしまえば、ステータスは地に落ちる。


 ⇒(アメリカ)中国の良い所と悪い所が凝縮している。
良い所は、まずはやってみる行動力。
アイデアがあっても、行動に移さなければ意味を持たない。
悪い所は、見た目にこだわる点。


■(イギリス)アメリカの新大統領バイデンは経済面でも対中国を意識。
サプライチェーンの中国依存からの脱却が進めば、中国はさらに厳しくなる。
そうなれば、江蘇以外にも活動停止になる中国のクラブが出てくるかもしれない。
米、供給網で脱中国依存 日本など同盟国と連携(時事通信)

■中国はメンツを大事にするから、このニュースは恥に感じているだろうね。


海外の反応は以上です。


□ブログ主の感想
ヤフートップにもなったニュース。1週間以内に新しいオーナーを見つけられない場合は解散してしまうようです。中国のクラブは選手だけでなく監督にも多額の投資をしてきました。リッピ氏など。岡田武史氏やザッケローニ氏も中国のクラブで監督を務めていました。懐かしい・ω・ 当時は夢がありました。でも、やはり自国リーグでスーパースターを見たいですよね。気持ちはわかります。イニエスタを日本で見れるの嬉しいですもの(^o^)



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